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理事長ご挨拶

わが国は経済の発展と共に医療技術の飛躍的進歩が見られる今日、世界の医療先進国として発展を遂げています。しかし、日に日に急増する老後の福祉形態の変化、特に、ヒトの健康を司る最高機関である脳神経系は、その構造や働きに関してまだまだ分かっていないことの方が多いと言われています。今日の複雑化した現代社会に於いてはなおさらであり、その結果として、脳神経系の病気が激増しているのが実情です。 

世界に類のないスピードで少子高齢化社会を迎えたわが国は、長寿国日本が世界の冠となり、その実態は、2050年には老人人口が3人に1人(65歳以上)という予測まで立っているのです。健康長寿であればなんら問題はないのですが、現在深刻な問題のひとつに年々増える認知症があげられます。現在、100万人の痴呆老人がおり、2010年で200万人、2025年では300万人を越すだろうと予測しております。

これに加え、心の風邪といわれる「うつ病」は、世界の人口の3〜5%が羅患しているといわれております。日本人のような生真面目なタイプはその比率が高いといわれております。更に、生活習慣の乱れは脳を休める睡眠作用にまで影響を与え、不眠症まで発展し、慢性的なクスリの常用は、薬害による別の病気を誘導しております。急激な産業構造の発展の一方で環境破壊がもたらす副産物は、環境ホルモンによる障害で脳神経系に悪影響をもたらし、すぐキレる子供や、AD−HD、うつ病、パーキンソン病など多くの病気の原因になっております。

まさに「脳受難」の時代を迎えております。単に寿命が延びただけでは人生の目的ではないのです。健康で生き生きした人生を送る為には司令塔である自身の脳であり、この脳を自分が守っていかなければならないのです。

その為に脳の栄養とは何か、脳神経系のネットワークは何を望んでいるのか、そして広く社会を構成する老若男女の脳の健康をサポートするために、私ども協会は自然の力を有効に効率よく脳神経細胞のネットワークに働かせる為の研究をし、脳神経の障害で悩める多くの人々にたいして、少しでもお役に立てる存在でありたい。 

こうした背景の下に、日本健脳協会役員や各専門分野のエキスパートを中心に民間企業等のご協力を仰ぎながら、広く社会に貢献できる事業の実現を目指し、日本健脳協会を設立致しました。 

研究成果の社会に対する啓発・普及活動をいかに実践するかこれからの目標であります。願わくば、本協会の活動推進によって、少しでも多くの脳神経障害で悩める人たちの一助となるために尽力を尽くしてまいりたいと思っております。

理事長 山川 義三